数日前、人気エントリーに牛丼の話が上がっていた。以前、購読していた人が書いたものらしい。その記事は読まなかったけど、僕と相互読者になっている人がブコメに上げていたのでツイッター経由で目に触れた。
もう切ったはずの人から、まだ、こんなふうに影響を受けてしまうのはすっごく悔しんだけど。
女が牛丼を喰らう話なんだな、と思ったら、このシーンを思い出した。
(出典:画像:牛丼をほおばる麻生久美子 | 麻生久美子 出演、映画「モテキ」のインタビュー・コメントまとめ の10枚目 | LAUGHY [ラフィ])
映画「モテキ」のワンシーン、早朝の牛丼屋で牛丼を掻き込む麻生久美子さん。
確か、本命の森山未來くんに袖にされて、傷心でリリー・フランキーと飲みに行き、その流れで一晩を共にするのだけど、朝が来る前にラブホテルを抜けだして、辿り着いたのが牛丼屋、、という設定だったはず。
彼女は、並の牛丼を飲み物でも飲むように一気に平らげ、更にお替りの並牛丼を平らげた。最後に唇についたごはん粒をペロッと舐めて取るところがめちゃくちゃ可愛くてカッコ良くて色っぽい。このシーンだけで惚れた。
麻生久美子さんの「食べる」シーンは、とにかく生命力が漲り、生きる喜びに満ちた顔になる。それは、彼女のリアルエピソードにこんな話があるからだと思う。
彼女の凄いところは、誰もが黒歴史にして、公表を憚られるようなことでも、笑顔で語ってしまうこと。きっと、今まで自分の力で築き上げた女優という地位に自信を持っているからだと思う。そして、この辛い幼少期があったからこそ今の自分があることも、よく分かっている様子がインタビューからも読み取れる。
その生き方が、物凄くカッコいい。
モテキでの麻生さんといえば、ヒトカラでアニソンやビジュアル系を絶叫するシーンもカッコ良くて、色っぽくて、儚くて、守ってあげたくなる。
ヒトカラ行こうかな。こっちもはてな界隈で流行っているみたいだし。
[追記]記事をアップしたら、「こんな記事も参考・・・」にこの本が上がっていましたので紹介します。麻生さんの生い立ちからデビュー後のことなど書かれているそうです。